東福岡(福岡)と茗渓学園(茨城)のシード校同士の一戦は、前半、東福岡が5つのトライで大量リードを奪うも、後半に入ると茗渓学園も近年力をつけてきたFW陣が奮起して逆襲します。キャプテンの菊川逞選手が「自分たちの強みである展開ラグビーを残しつつ、全国でも勝負できる(FWの)力をつけるため相当な練習を積んできたが、勝利という形にはつながらなかったのが悔しい」と振り返ったように13点差まで迫りますが、猛追も及ばず東福岡が準々決勝進出を果たしました。

 そのほか、Aシード3校、桐蔭学園(神奈川)は山梨学院(山梨)に46対0、大阪桐蔭(大阪)は倉敷(岡山)に69対0、石見智翠館(島根)は関商工(岐阜)に95対5と危なげなく勝利してベスト8進出を決めています。