能登半島地震の発生から1日で1年です。被災地では、初詣に訪れた人たちが今年1年の無事と地震からの復興を願い手を合わせています。

輪島市河井町。地震のあと、大規模な火災で264棟が焼失した輪島朝市周辺です。1日朝は穏やかな年明けを迎えました。
度重なる地震で鳥居が倒壊した珠洲市飯田町の春日神社は、境内の階段に亀裂が入り、参拝者の安全を確保するため、今年は夜間の参拝を制限しました。

1日朝は午前8時から参拝者が訪れ、穏やかな日常が戻ることを祈っていました。
参拝者
「いいことがありますように。今年こそは、揺れないでほしい」
「地震とか災害が無くなるようにと願った」
「多くは望まないけど、みんな健康で平和に過ごせればそれで十分」
能登空港近くの日本航空学園では1日午後、地震や豪雨で亡くなった人たちの遺族や、石破総理、岸田前総理らが出席して追悼式典が行われる予定です。