トランプ氏の勝利で幕を閉じたアメリカ大統領選。その裏ではトランプ氏がPodcastを通して若年層の支持を広げていたと考察されています。

SNSによる情報発信が溢れている現代で、Podcastにはどのような可能性が秘められているのか。なぜ若年層に受け入れられているのか。音声プロデューサーで、自身も「ポッドキャスター」としても活動する野村高文が語りました。

トランプ氏の大勝を支えた「ポッドキャスト・ポピュリズム」

「ポッドキャスト・ポピュリズム」という言葉に関して、面白い記事が出ています。

11月11日に配信された日経ビジネスの『トランプ氏の大勝を支えた「ポッドキャストポピュリズム」日本でも兆し(佐藤浩実)』というコラム記事です。

この記事では、今回トランプ氏の当選の裏側にPodcast戦略があったと分析しています。

アメリカ・マサチューセッツ州のタフツ大学の調査によると、Z世代と重なる18歳~29歳の有識者のうち、52%がハリス氏を、46%をトランプ氏が支持したというデータがあります。

実は4年前には、民主党バイデン氏と共和党トランプ氏の差は、同じZ世代で25ポイントありました。

つまり、4年前はZ世代のほとんどが民主党支持という状況でした。

現在は6ポイントにその差が縮まっているため、若年層でもトランプ氏の支持率が伸びてきたといわれています。

トランプ氏がこんなに若年層の間で人気を伸ばした背景には、Podcastへの露出があったとこの記事では分析されています。

このような分析は、日経ビジネスの記事だけではなく、いろいろな海外国内メディアからも記事が出ていました。