今年もあとわずか、宮城県南三陸町では29日、年越しや正月用の海産物を販売する催しがあり、朝から多くの人でにぎわいました。
正月の食卓に欠かせない特産のマダコや生きのいいアワビ、それに縁起物のカマボコなどが並んでいます。

南三陸町で開かれた「おすばで祭り」には、25の店が出店し朝から多くの買い物客が訪れました。

「おすばで」とは三陸の方言で酒の肴(さかな)を意味します。
宮城県大崎市からの買い物客:
「メインは最初アワビ買ってそれからホタテ、タコ。(来年は)やはり健康が一番ですね」

東京からの買い物客:
「こっちは年末にナメタガレイ食べるという文化があるみたいで買った」

会場では南三陸高校商業部による海鮮シチューも販売されて、訪れた人は体を温めながら年の瀬の買い物を楽しんでいました。