日本海で合流する風が雪雲に発達しやすく…

衛星画像 27日午後2時 気象庁HP

今回の大雪で、特に雪を強める原因が「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」です。

冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風が日本海に流れ込みます。この冷たい風は、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分されますが、その風下である日本海で再び合流し、収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成され、雪雲が発達しやすくなります。

この収束帯のことを「JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)」といいます。