家族と地域に滞在しながら学ぶ「保育園留学」のためシンガポールから訪れた子どもが愛媛県松山市内の認定こども園へ入園し、園児たちとふれあいました。

シンガポールから来日したマット・リンくん5歳とその家族は県と民間企業が実施する「保育園留学」を利用して松山市を訪れ、今月22日からゆめの森こども園に通っています。

最終日の27日、マットくんはおせち料理について学んだり砂遊びをしたりして、他の園児と交流していました。

マット君の母 ライペイ・リンさん
「(中国語)子どもが毎日ワクワクして期待しているので嬉しい」

ゆめの森こども園 竹村和人園長
「色んな人がいるんだよということで多様性に触れて。子どもたちが違う人といることが普通であるという空間を楽しめるような風になっていってもらえたら」

県はデジタル技術を活用し、地域の課題解決を目指す取り組みを進めていて、その一環として保育園留学を通し、家族で長期滞在するインバウンド客を呼び込みたい考えです。

県などは今後SNSなどを使った情報発信や保育園と利用者とのマッチングを進めることにしています。