「まだ伸びます」って!?りんごを使った中国の伝統的デザート

新井宇輝アナウンサー
「青森市の東造道です。目の前の道が国道4号。こちらずっと行きますと、東京の日本橋まで行くことができます。この国道4号沿いにあるのが、きょう紹介する
小青島】
です」

やってきたのは【小青島(ショウチンタオ】。本場・中国の味が楽しめると、多くのお客さんが訪れます。店内に飾られた中国雑貨やランタンを見ると、旅行気分にも浸れます。

新井宇輝アナウンサー
「どれもおいしそうですね。いろいろ食べてみたいです」

前菜から始まり、海鮮料理に肉料理。メニューは約100種類。その中にある人気の【#あったかスイーツ】が…
オーナーシェフ 喬 秀和さん
「お待たせいたしました。【りんごの飴かけ】でございます」
新井宇輝アナウンサー
「こちらは、どういった料理ですか?」
オーナーシェフ 喬 秀和さん
「時間勝負の料理でございます。"できるだけ1分以内に"食べ始めてください

小青島の【#あったかスイーツ】は、【りんごの飴かけ】(1600円)。油で揚げた角切りりんごにアツアツの水飴を絡めた中国の伝統的なデザートです。水飴を伸ばしながら食べるのがポイント!その理由が…

オーナーシェフ 喬 秀和さん

オーナーシェフ 喬 秀和さん
「このデザートはお祝いのデザートでございます。誕生日や結婚式などよい事が長く長く続くことを願って飴を伸ばして食べます」
新井宇輝アナウンサー
「縁起を担いでいるわけですね。では、縁起物ということで、なるべく長~く、願い事をしながらいただきます」

さぁ、新井アナの飴は一体どこまで伸びるのでしょう?

新井宇輝アナウンサー
「伸びていきますよ!長生きしたい、90歳ぐらいまで。あれ?思ったより伸びますね。まだ伸びます、まだ伸びます。これで130歳ぐらいまで生きられますね。すごい!まだ伸びる…」

「願えば叶う!」と確信が持てたところで、キンキンに冷えたウーロン茶で飴を冷やし固めてからいただきます。そのお味は?

新井宇輝アナウンサー
「あったかいですね。おいしい。外はサクサクで中はジューシーです。りんごそのものにみずみずしさを感じます。ウーロン茶で冷やすというのがポイントですか?」
オーナーシェフ 喬 秀和さん
「そうですね。ウーロン茶の香りをりんごに移す役割もあります」

食べ方も楽しい【りんごの飴かけ】に使うのは、県産りんご。大きくカットしたりんごを衣にくぐらせ、高温の油でサッと揚げていきます。

ポイントは、"水飴の固さ"。緩いとりんごに絡まず、固いと苦味が増してしまうので、神経を使うといいます。ちょうどいいタイミングで、熱々のりんごと絡めて、【りんごの飴かけ】の完成です。

健康長寿を願って、末永く幸せに暮らせますように…いろんな願いを込めながら食べる中国伝統の【#あったかスイーツ】でした。

中国の次は、フランスの【#あったかスイーツ】です!