警察によりますと23日午後6時20分頃、福島県喜多方市熱塩加納町熱塩の民家でこの家に住む60代男性が仕事を終え帰宅したところ、茶の間にクマ１頭(体長約90センチメートル)が入り込んでいるのを目撃しました。

男性は隣家に逃げて、けがはありませんでした。
クマは23日午後8時の段階でも家のなかに留まっているのが目撃されています。
隣家の人から猟友会を通じ通報を受けた警察などが23日夜から立ち入り規制を行い、警戒にあたっていて、24日朝に今後の対応を協議することにしています。

男性の話では帰宅した際、クマは茶の間にあるコタツに頭を突っ込んでいたということです。
現場は喜多方市の中心部から北に約11キロ離れた山あいの集落で現在、積雪があるということです。熱塩地区ではこのところクマの目撃が相次いでいました。