地域の子どもたちにクリスマスを楽しんでもらおうというチャリティーイベントが甲府市で開かれました。

「クリスマスまるしぇ」と題したこの催しは、甲府市大里町の建設会社・地建工業が開いたものです。

会場には焼きそばやたこ焼きなどを販売する模擬店やキッチンカーが並んだほか、お菓子のつかみ取りが人気を集めていました。

また、今回初めてVR=バーチャル・リアリティで災害を体験できるコーナーも設けられ、大雨による災害の様子を子どもたちが興味深げに体験していました。
VRを体験した参加者:
「そこにいるような感じがして、そこにいたら危ないと思いました」
「台風の場合はこういうことをしたらいいんだと勉強になりました」

会場となった防災公園は地建工業が社有地を整備し、市の避難公園にも指定されていて、「防災公園について地域の皆さんに知ってもらい、災害の際に役立ててほしい」と話していました。
なお、イベントの収益金は能登半島地震の復興支援のために活用されます。