アメリカ軍は、先月起きた墜落寸前の事故を受けて飛行を停止していた輸送機オスプレイについて、追加の安全対策をとった上で飛行を再開すると発表しました。
鹿児島県は国に対し、徹底した安全対策などを求めました。
オスプレイを巡っては、先月20日にアメリカ本土の空軍基地で訓練中に墜落寸前の事故を起こし、アメリカ軍と陸上自衛隊は訓練飛行などを見合わせていました。
こうした中、防衛省は21日、オスプレイについて「エンジンの動力をプロペラに伝えるギアボックスに、不具合が発生する潜在的な可能性があった」とアメリカ軍から説明を受けたことを明らかにしました。
そして、アメリカ海軍航空システム司令部は、オスプレイのギアボックスの飛行時間を点検し、追加の安全対策をとった上で飛行を再開すると発表しました。
海軍航空システム司令部は「オスプレイはわが国の防衛を支える上で不可欠な役割を果たし、国益を支える上でも極めて重要」としています。
防衛省は、陸上自衛隊のオスプレイ17機についても、ギアボックスの点検などを行った上で順次、運用を再開するとしています。
鹿児島県内では去年11月、屋久島沖でアメリカ軍のオスプレイがギアボックスの不具合で墜落し、乗員8人全員が死亡していて、県は21日、国に対し、徹底した安全対策と丁寧な情報提供を求めたということです。
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