かつて都城市で盛んだった紙すきの文化を復活させようと、地元の高校生たちが都城市の中心市街地で和紙を使った手作りのおよそ400個のキャンドルを灯しました。

昨夜、行われた、キャンドルのイベント「和紙あかRe(り)ナイト」。

ロウソクに灯りがともされると、温かみのある幻想的な雰囲気に包まれていました。

キャンドルには、捨てられる予定だったガラス瓶やロウソク、それに手づくりの和紙などが使われています。

イベントを開催した都城商業高校では、かつて地元で栄えた紙すきの文化を再生させようと、プロジェクトチームを立ち上げて活動しています。

(訪れた人)「和紙の温かみのあるのと炎の温かみとでいい雰囲気きれい」

(紙漉き文化再生プロジェクトリーダー 藤岡佑成さん)
「都城の和紙のよさやこういうものがあったというのを知ってもらえるので、多くの人に見てもらって楽しんでもらいたい」

プロジェクトチームでは、今後、和紙の商品化を目指し、地域の産業として再び根付かせていきたいとしています。