介護サービスの向上につなげてもらおうと、最新の福祉機器を集めた展示会が都城市で開かれました。

事業者向けのこの展示会は、宮崎県の事業の一環で実施されたもので、福祉機器などを扱うメーカー23社が出展しました。

会場には、利用者の異常をいち早く知らせる見守りセンサーや、洗剤を使わず浴槽に浸かるだけで体を洗浄してくれる機器などおよそ60点を展示。

訪れた介護事業の関係者がメーカー担当者から興味深そうに話を聞いていました。

(都城市内の事業所)「少ない人数で生産性を上げていくとなると機器(の導入)とかで一回の作業量を少なくすることで利用者の直接の介助の時間を増やしていくことの必要性を強くを感じている」

介護の現場で人手不足が課題となる中、県などではこうした最新の機器を導入することで介護サービスの向上につなげてもらいたいとしています。