「家族になるため」情報は包み隠さず

男性「男の子より女の子がいいなと思って…」

熊本市で暮らす男性。3匹の猫を飼っていて、家の広さなどに余裕があることから、保護猫を助けたいと訪れました。

施設スタッフ「完全室内飼いをお願いしていますが、大丈夫?」
男性「はい。今もその状況です」

「家はネコを迎えられる環境か?」「家族が賛成しているか?」「突発的に飼えなくなった場合に引き取ってくれる親族は?」などの質問に答えます。

一方で…。

施設スタッフ「『ゆうべにちゃん』と『ことひめちゃん』は多頭飼育崩壊から保護されている。どこかしら身体が弱い可能性がある」

施設側もネコの体質や性格など、たとえネガティブな情報でも包み隠さず話します。一度家族になれば、十数年の付き合いになるからです。

この日は20件の面談を実施。ここから「お試し飼育」などを経て、正式に引き取り先が決まります。

髙本所長「(ネコの)収容頭数限度が80匹なので60匹前後にしたい。たくさんの方に来てもらえるように環境を整えていきたい」

【緊急譲渡会】

日時:12月21日(土)午前10時から
場所:熊本県宇城市松橋町東松崎701-4「アニマルフレンズ熊本」
※ネコのプロフィールは「熊本県動物愛護ホームページ」で公開されています。