ホコリで発火 トラッキング現象 留守火災を防ぐには?

井上キャスター:
火災というと“トラッキング現象”があります。コンセントとプラグの間にたまったホコリに湿気が加わることで放電・発火するものです。
乾燥している冬でも、結露などで湿気を含み発火することがあります。緩んでいるプラグはしっかりさす、乾いた布で拭くことも対策になります。

市民防災研究所の坂口隆夫理事は「家を空ける時間が長ければ、火災の発見が遅くなり燃え広がる可能性も。帰省する前にしっかり対策を」と話します。

ホラン千秋キャスター:
朝が寒いので、着替えるときにストーブの前に衣服を温めたまま忘れてしまうといったこともあると思います。二重三重にチェックしたいです。

歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
暖房機器は出火原因の第5位です。2位が焚火なので冬場にこの2つが底上げするのかなと思います。私は火消しの小説を書くので調べたところ、4位が放火でした。自然に火がつくこともありますが、家の周りに燃えやすい物を置かないことが大切です。戸締りだけでなく、燃える物の戸締りもしていくことが一つの対策になるのかもしれないです。