9月の奥能登豪雨による洪水で、自宅などに堆積した緊急性のある土砂の撤去作業が、年内に終了する見通しとなりました。

馳浩知事は19日、石川県議会定例会閉会後の会見で、9月の奥能登豪雨による洪水で自宅などに堆積した土砂の撤去について、石破総理大臣や中谷防衛大臣にも協力の要請したことを明らかにしました。

この結果、自宅からの泥出しはボランティアに加えて、建設業者なども作業にあたるようになり、年内には緊急性を要する堆積土砂の除去作業に見通しが立ったと話しました。

石川県・馳浩知事「900件ほど残っていた泥だしの要請が残り100件あまりとなり年内には堆積土砂を除去する見通しが立ったということです」

県議会の12月定例会では、地震と豪雨への対応として290億5000万円余りを含む一般会計で334億4000万円の補正予算案を全会一致で可決しました。