宮崎県内ではインフルエンザの患者数が急増していて、今シーズン初めて流行注意報レベルを超えました
。こうした中、県内の学校で学校閉鎖や学年閉鎖が相次いでいます。

県によりますと、今月15日までの1週間に、県内58の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は958人で、前の週のおよそ2.2倍に増加。

1医療機関あたりでは16.5人で、流行注意報レベルの基準値の「10人」を今シーズン初めて超えました。

年齢別では、15歳未満が全体のおよそ7割を占めています。

県教育委員会によりますと、インフルエンザなどの感染症により、19日、県内の公立学校では、学校閉鎖2校、学年閉鎖2校、そして、学級閉鎖の措置が22校でとられたということです。

県は、今後インフルエンザの大きな流行が予想されるとして、手洗いやせきエチケットなどの感染予防対策の徹底や、重症化のおそれがある子どもや高齢者への注意を呼びかけています。