独自のドローン部隊を運用する愛媛県の今治消防が、サーモカメラなどを搭載した最新機種を導入しました。火災原因の調査のほか、救助や捜索の現場での活躍にも期待が寄せられます。
今年10月、今治消防に新たに導入されたのは、大型のドローン「DJIマトリス」の最新機種です。
機体の下には20倍までズームできるカメラのほか、温度分布を見分けられるサーモカメラなどが取り付けられていて、主に火災原因の調査などに威力を発揮するそう。
このほかにも機体には、離れた場所から呼び掛けられる無線スピーカーも取り付けられるということで、救助や捜索の現場での活用も想定されています。
導入のきっかけは、西日本豪雨で発生した、土砂災害による被害でした。
(今治市消防本部・矢野 公太郎 警防係長)
「救助・捜索現場や、山火事などが発生した場合、(今までは)人の足で時間を掛けて探していたところが、上空から俯瞰して捜索できるというのが非常に助かる」
今治消防は現在、高性能カメラを搭載したドローン3機のほかに、およそ30キロの荷物を運搬することのできる「物流ドローン」も導入していて、パイロット資格を持った11人の隊員が運用に当たるということです。
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