今年のクリスマスまであと1週間ほど。イスラエルとイスラム教シーア派組織・ヒズボラとの間の停戦期間中のレバノンも、クリスマスムードに包まれました。
クリスマスキャロルに合わせ鈴を鳴らしながら愉快に踊るサンタさん。レバノンの人口のおよそ3割がキリスト教徒で、首都ベイルートではクリスマスマーケットが開かれるなど多くの人がクリスマス気分を楽しみました。
ベイルート市民
「レバノンの人々は戦争に慣れています。人生を生き、幸せになりたい、楽しみたいと思う子どもたちもいます。(戦争状態に)戻ってしまうので、私たちはこの60日間を最大限に楽しみたいです」
去年10月以降、イスラエルとヒズボラとの戦闘が続いていたレバノンでは、イスラエルからの一連の攻撃で民間人を含む4000人以上が死亡。
先月27日からは60日間の停戦期間に入りましたが、その後もイスラエル軍は攻撃を続けていて、市民たちは不安を抱えたままクリスマスを迎えることになります。
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