国境の島で同盟アピール “異例” の大使来島

5月ー
米国のエマニュエル駐日大使が先島を訪問しました。

▽エマニュエル駐日米国大使
「日米が戦略的に整合性を取ることができれば抑止力を強化することができる」


その後も米 軍と自衛隊の幹部が与那国駐屯地で会見するなど、国境に近い島は日米の同盟強化を隣国にアピールする「場」として使用されました。

▽吉田圭秀 統合幕僚長
「我々の勢力を島に展開をするということに加えて、住民の皆さんの避難も行うというようなオペレーションを考えたときに、民間空港・港湾の使用というのはもう必要不可欠だと思っています」

日米の連携強化に伴いことし目立ったのが、米軍と自衛隊による民間施設の利用です。県が緊急時以外の民間施設の使用自粛を求めるなか、石垣空港で米軍のロケットシステムの輸送が行われるなど、県内の複数の民間施設で様々な訓練が実施されました。