SNSなどで高収入をうたい、詐欺や強盗といった犯罪の実行者を募集する「闇バイト」について注意を呼びかけるキャンペーンが宮崎市でありました。

17日、JR宮崎駅前で行われたキャンペーンには、警察や宮崎産業経営大学の学生などおよそ20人が参加しました。

参加者たちは、若年層を中心にチラシを配布し、闇バイトによる犯罪に加担しないことや、応募してしまった際にはすぐに警察に相談することなどを呼びかけました。

(宮崎産業経営大学3年 松葉祐輝さん)
「(アルバイトを)探すのすら大変っていう時期で、気軽に稼げることはないというのを自覚しながら呼びかけられたらと思っていた」

(宮崎県警察本部生活安全少年課 増田哲三さん)
「闇バイトに加担してしまうと、詐欺とか強盗に巻き込まれて、最終的には脅され、家族を巻き込まれ、警察に逮捕するまでやめられない。勇気を出して抜け出して、警察に相談をしてもらいたいと思っている」

警察は、闇バイトによる被害をなくすため、今後も啓発活動を続けていきたいととしています。