風と風がぶつかると雲が発達しやすくなる…

「シアーライン」とは、向き・速さ(どちらか一つでもよい)の異なる風と風が、ぶつかり合う所を結んだ線のことです。

シアーラインでは風と風がぶつかり合うことで、上昇流が発生し、雲が発達しやすくなります。中でも風が湿った空気を運んでくる時は、雨雲や雷雲が発達して、局地的な雨や雷雨をもたらすのです。また、気温が低い時期だとシアーラインによって、雨ではなく、雪が降ることもあります。

雪と雨の動きをシミュレーションで見ていきます。