1瓶に大葉約220枚 「素材・調味料部門」は…

さらに「素材・調味料部門」の準グランプリは、豊橋市で半世紀以上続く大葉農家・州田園の大葉塩。

(州田園 彦坂由美さん)
「続けていて良かった。いろんな人に助けていただいて…涙が出てきちゃった」

大葉は愛知が全国一の生産量を誇りますが、少し葉が欠けていただけで売り物にならず廃棄されてしまいます。

この商品には「食べられるのに売れなかった」大葉が1瓶あたり約220枚使われていて、多い時には月に100本以上売れるそうなんです。

(州田園 彦坂由美さん)
「形が悪い。欠けている。穴が開いている。食べられるのに売れない物が多くて悔しい。生産農家だからできる、ぜいたくな商品にしました」

うずらの卵や生チョコにかけて試食した審査員からは…

(審査員)
「大葉と塩のシンプルな組み合わせだが、発想がなかったので、素晴らしいなと」