鳥取大学農学部共同獣医学科 山下真路准教授
「命に関わるお腹の中の病気とかは手術以外の選択肢はないんですけど、白内障の場合はいろんな要素が入って、やるべきかやらないべきかも飼い主さんによって考え方が違ってくるので。金額とかワンちゃんの状態とか提示したうえで、あとはもう最終的に飼い主さんの意向ですね」

すぐ命に関わる病気ではないうえ、動物の治療は全額自己負担。
そのほか様々な理由で、手術を悩む飼い主もいるといいます。

しかし、目薬で炎症を抑える治療もあることから、手遅れになる前に異常があればすぐ動物病院に相談して欲しいと山下准教授は話します。

鳥取大学農学部共同獣医学科 山下真路准教授
「物にぶつかる、目を開けない、白目が赤い、黒目が白いとか、それを早めに見つけてあげるというところが重要というところを飼い主さんに伝えたい」

診察を受けた飼い主たちも、口々に日ごろの観察が重要と話します。