特殊詐欺防止への取り組みです。
宮崎県警察本部は、防犯対策を強化しようと、県内すべてのコンビニエンスストアに担当警察官を指定しました。

13日から始まった「コンビニサポートポリス」。

この制度は、県内すべてのコンビニエンスストアに担当警察官を指定するもので、警察官は定期的にコンビニに立ち寄り、防犯指導や困りごとの相談などに対応します。

13日は開始式が行われ、コンビニサポートポリスに指定された警察官が宣誓しました。

(宮崎北警察署地域課 長山尚美 青葉町交番所長)
「迷うことがあるという店舗さんもいらっしゃったので、定期的に行くことで相談しやすい関係性になるのでいいかなと思う」

(南九州ファミリーマート 宮島健二マネジャー)
「こういった事件が発生していますとか、そういったことを情報をいただくことで、お店の方も安心してお店の運営に取り組んでいけるかと思っている」

コンビニ店員が来店客に声かけをして特殊詐欺を防いだ事例は、今年、県内で84件、およそ966万円にのぼっているということです。