ウィンタースポーツシーズンの到来です。寒気が強まる中、大分県九重町のくじゅう森林公園スキー場が13日から今シーズンの営業をスタート。ゲレンデは大勢のスキー客で賑わいました。
開業から29年目の冬を迎えたくじゅうスキー場。今シーズンは車でおよそ1時間半の距離にある熊本県菊陽町に台湾の大手半導体企業が進出したことを追い風に、外国人スキー客の増加も期待されています。

オープン初日の13日は県内外から訪れたおよそ1000人が初滑りを楽しみました。
(台湾からの客)「GOOD」
(福岡からの客)「1年ぶりなので滑れるか心配ですけど楽しみます」
(宮崎からの客)「雪はザラザラとかふわふわしてた」
スキー場によりますと今年は秋に気温が下がらず雪作りに苦労したものの、12月の冷え込みで、積雪は40センチにまで増えたということです。
(くじゅう森林公園スキー場・佐藤智之支配人)「長期予報でも寒い冬になりそうで、年末にも全面滑走が可能になると思いますので、来ていただいて思い切り遊んでほしい」
13日はオープンを祝う餅まきも行われたくじゅうスキー場。営業は2025年3月末までの予定で、期間中およそ10万人の来場を見込んでいます。