回収しても再び散乱…パンク被害も相次ぐ

実は、くぎやネジが落ちていたのは、この日だけではありません。
中川警察署によりますと、11月中旬から相次いでいて、すでに600本以上のくぎやネジを回収しているといいます。

これだけ道路に散乱していると、当然被害も。

通り沿いに住む男性。10月にタイヤがパンクし、新しいものに交換しましたが、その直後。

(被害に遭った男性)
「11月30日にまたパンクした」

またパンク。タイヤにはネジが突き刺さっていました。

(被害に遭った男性)
「車に乗っているときは、くぎが落ちているのは発見できないんで、危ないところは避けて通るようにしている」

警察によりますと周辺では、自転車や車がパンクしたという通報が9件相次いでいます。

(近所の人)
「息子の自転車が2か所パンクしてました。ねじが刺さってパンクしたんじゃないかな」
「通学路だし近くに保育園もあるし危険だね」

一旦回収しても再び散乱していることから、警察は何者かが故意にくぎやネジをばらまいている可能性もあるとみて捜査を進めています。