「戒厳令は2度と経験したくない」弾劾を求める声高まる

小川彩佳キャスター:
尹大統領が非常戒厳を正当化し、方針を転換しましたが、連日、韓国で取材を続ける中で市民の皆さんの様子に変化はありますか?

喜入友浩キャスター:
弾劾を求める声が、より一層高まっているように感じます。

こちらは韓国の国会の前ですが、連日この奥の道路の横幅いっぱい、奥は400mほど先まで市民が8時ごろまで集まって、弾劾を求める声を上げています。

そして、その先にあるのが韓国の国会です。国会の中で取材をしていると、抗議の声というのが国会の建物の中まで確かに届いています。

先週、弾劾訴追案が不成立となったことを受けて、今週より多くの方が抗議の声を上げているように感じます。これまで政治に関心のなかった若い層や、与党の支持者も弾劾賛成の声を上げていました。

それに伴い、国会の中でも与党が賛成に回る動きを見せるなど、少しずつ市民の声と国会との間のギャップが埋まっているようにも感じます。

多く聞かれるのが、「あのような戒厳令は2度と経験したくない」という思いです。弾劾が成立するまで、そうした声の勢いは収まりそうにありません。