なぜ?大人は本離れ、子どもの読書はすすむ

文化庁が16歳以上の男女、6000人を対象に行った「国語に関する世論調査」によると、1か月に1冊も本を読まない人の割合は62.6%にものぼります。ほぼ3人に2人のおとなには読書習慣がないといえます。全国的に進む書店の減少やスマートフォンの普及が影響しているとみられます。

一方で、今年、全国学校図書館協議会が小、中、高校生約1万人を対象に行った学校読書調査では小中学生の1か月の読書量はこの30年で倍以上に増えました。」

1か月あたりに読む本の平均冊数は小学生で6.4冊から13.8冊に、中学生が1.9冊から4.1冊に増えています。

それを支えているのが大殿中学校のような学校などの取り組みです。大殿中学校では、図書館に足を運びたくなるような工夫も施しています。