図書館に来る生徒が倍増 朝の読書も

山口市の大殿中学校。昨年度、「子供の読書活動優秀実践校」に選ばれました。
子どもが積極的に読書をする意欲を高めるために、特色ある優れた活動を実践している学校や図書館を表彰する文部科学省の制度です。

図書館を司書と一緒に運営しているのが生徒による図書・広報委員会です。

大殿中学校3年図書・広報委員長 則近悠真さん
「図書室での貸し出しの手続きとか、おすすめの本の紹介の記事を書いたり、図書室に呼び込んだりする仕事をしています。図書館は昼休みの時間だけ開いてるんですけど、図書館に来る生徒がそのときに20何人だったのが一時期40何人とか増えたので」

委員会の地道な活動で図書館にやって来る生徒は倍増したそうです。学校全体の取り組みとしても読書の時間が設けられています。

大殿中学校3年 小田村由稀 生徒会長
「毎朝、朝読書を行っていて、10分から15分間ぐらい全校生徒が一斉に読書するようにしています。みんなが静かに読書をするので、生活の中でもしっかり落ち着いて朝から過ごすことができるようになったなと思います。