「当時もっと声を上げるべきだった」と後悔を口に

細川護煕 元総理
「石破総理のお話はマルかバツかと言われたら、バツだと思います。誰が考えてもそれは二重取りになるわけですから、企業献金が正当化されるような石破総理の言いぶりっていうものには、やっぱりちょっと私は大いに気になりますね」
Q.当時「廃止」を念頭に置かれていたのか?
細川護煕 元総理
「意識としては完全にそうでした」
当時、細川氏と合意をまとめた自民党総裁・河野洋平氏もこう振り返ります。

自民党 河野洋平 元総裁
「5年後見直しという条件で、企業献金を廃止することで合意できた。公費助成が実現できたら、企業献金は廃止しなきゃ絶対におかしい」
※衆議院事務局「河野洋平氏のオーラルヒストリー」より
細川氏は「私達も当時もっと声を上げるべきだった」と後悔を口にする一方、“今こそ結論を出すべき”だと訴えます。

細川護煕 元総理
「政治改革、政治改革といって、口先ばかり言ってるんじゃなくて、私達はあの時点で最善だと思う方法を提示したっていうことだね。長年の宿題を、いい機会だからぜひここで片付けてもらいたい」














