教職員の飲酒運転での摘発が相次いでいることを受けて、岩手県の佐藤一男県教育長は、再発防止に向けて動画で訓示しました。

動画の撮影は6日県庁で行われ、全ての教職員に飲酒運転をしないよう呼びかけました。
岩手県教育委員会によりますと、動画での訓示は今回が初めてです。

(訓示)
「飲酒運転は絶対にやってはならない危険な行為であり、ましてや命の尊さを児童、生徒に伝える立場にある教職員がそれを犯すことは言語道断である」

動画は6日にオンラインで共有されていて、11日までに全ての教職員が視聴するよう各学校長に指示が出されています。

県内では11月、特別支援学校の教諭が飲酒運転で摘発されるなど、2024年度、同様の事案が合わせて3件発生しています。