冬ならではの、伝統的な手作業です。讃岐三白のひとつ、「和三盆糖」のもととなる「白下糖(しろしたとう)」作りが、香川県東かがわ市の農家で始まりました。

冬の作業場が湯気と甘い香りに包まれます。古くからさとうきびの生産が盛んな東讃地域で受け継がれる、白下糖作りです。
さとうきびを絞って、不純物を取り除きながらじっくりと煮詰めていきます。
(砂川拓也さん・31)
「出来上がりになってきたときの見た目と音と、かき混ぜたときの重さ、とかでもどれくらい出来上がっているのかというのを判断しています」