大手建設会社が、11日、「街の幸福度」と「住み続けたい街」の九州・沖縄版のランキングを発表しました。

「街の幸福度」ランキング、3位は福岡県の大刀洗町、2位も同じく福岡県の新宮町。
そして1位は、およそ200ある九州の自治体の中で、宮崎県門川町がナンバーワンに輝きました。

なぜ、門川町が1位なのか、また、町の人たちはこの結果をどのように受け止めているのでしょうか。


大手建設会社の大東建託が、毎年、この時期に発表している「街の幸福度」と「住み続けたい街」のランキング。

11日は、オンラインで調査結果が発表されました。

(大東建託賃貸未来研究所 宗 健 所長)
「九州・沖縄版の第一位は、宮崎県の門川町という結果になりました」

九州にある203の自治体でナンバー1となったのは門川町。去年の12位から大幅に順位を上げて、見事、1位に輝きました。


その要因について専門家は、ベッドタウンであることや、移住者が多いことを上げました。

(大東建託賃貸未来研究所 宗 健 所長)
「移り住んでくる方々は新しく家を買うことがほとんどなので、一定の経済的な余力がある。そして、ファミリー世帯なので、結婚して子どもがいる。そうして、比較的、子どもたちも含めて家族と仲良く暮らしているというのが幸福度の高い要因」


今回の結果を受けて、門川町民は…

(門川町民)
「いいことですね。自慢になる。割と自由にできるからいいんじゃないか。延岡・日向も近いから交通の便も良いし」


九州・沖縄版の「住み続けたい街」のランキングでも、去年の51位から9位までランクアップした門川町。
山室浩二町長からも喜びの声が上がりました。


(門川町 山室浩二町長)
「率直にいってびっくりしたのと、町長として評価していただいてうれしく思っている。自然環境のすばらしさ、そして、コンパクトに街がおさまっているということもあるし、隣の延岡市・日向市にも近く、生活する上で利便性に富んでいるというようなところ。そして、何よりも町民のみなさんの心の優しさ、温かさという人情味溢れる街が評価されたのかなと思っている」


宮崎県版のランキングもみてみましょう。
まずは「街の幸福度ランキング」です。


門川町に続いて、2位は三股町、3位は高千穂町、そして、日南市、日向市と続いています。

続いて「住み続けたい街」ランキングです。


こちらも1位は門川町で、2位に都城市、3位が三股町、そして、小林市、宮崎市がランクインしています。

※MRTテレビ「Check!」12月11日(水)放送分から