木村さんも見届けた授賞式
日本時間の10日午後9時から行われたノーベル平和賞の授賞式。日本被団協の代表委員3人に賞状とメダルが授与されました。
日本被団協 田中煕巳代表委員:
「核兵器は1発たりとも持ってはいけないというのが、原爆被害者の心からの願い。人類が核兵器で自滅することのないよう、核兵器も戦争もない世界の人間社会を求めて共に頑張りましょう」

この歴史的な瞬間を、木村さんも無事会場で見届けました。

被団協は11日、ノルウェーの首相と面談し、木村さんは12日、日本に向けてノルウェーを発つ予定です。
日本からのノーベル平和賞は非核三原則を提唱し1974年に受賞した佐藤栄作元総理以来50年ぶりです。授賞は、平和を訴えるスタート地点と語っていた木村さん。今後、オスロでの経験も多く人に伝えていってもらいたいと思います。