金沢駅から片町にかけてまちなかの再開発に必要な「都市再生緊急整備地域」の指定に向け、金沢市が24日に整備方針を国に申請することがわかりました。
11日に開かれた金沢市議会本会議で村山卓市長は、金沢駅周辺から日銀金沢支店跡地がある香林坊地区、老朽化した建物が多い片町地区にかけての再整備は喫緊の課題とし、国から支援を受けられる「都市再生緊急整備地域」の指定に向け、24日に整備方針を申請するとしました。

先行事例からみると、2025年夏頃には指定の見込みだということです。
その上で、駅前の都ホテル跡地について高さや容積率の制限がなくなる「都市再生特別地区」への指定に向け、所有者の近鉄不動産に開発計画を作成してもらうため、25日、村山市長が大阪の近鉄本社で速やかな事業着手を働きかけるということです。