石破総理は11日、国民民主党が主張し、自民、公明、国民の3党で協議が続いているいわゆる「年収103万円の壁」の引き上げについて、「今までにない経済対策として大きな意義を持つ」との考えを示しました。

国民民主党 橋本幹彦衆院議員
「103万円の壁を引き上げるということは、この30年間行われてこなかったまさに異次元の経済対策ではないでしょうか?」

石破総理
「今までにない経済対策として、それは大きな意義を持つものだということは私も同意をいたします」

石破総理は「103万円の壁」の引き上げについてこのように話した一方、国民民主党が主張する178万円への引き上げについては「地方の財政にも寄与し、手取り増にも寄与するかを真剣に議論して国民の理解を賜りたい」と更なる検討が必要との考えを示しました。