有明海特産のノリの出荷が始まり、熊本市の加工場は作業に追われています。

熊本市西区にある渡辺眞二(わたなべ しんじ)さん(62)の加工場では、12月11日未明から収穫されたばかりの初摘みノリが板状に加工されています。

海から陸揚げされたばかりの生ノリには鳥の羽や小さな甲殻類など小さなゴミが混じっているため、専用の機械で取り除いていきます。

加工はほぼ全自動で行われますが、塩分濃度やすのこに入れるノリの量を人の手で調整することで、良い仕上がりになるということです。

今シーズンの県産のノリは12月10日初入札が行われ、味、色、風味など質の高さから過去最高の平均単価42.99円(1枚)になりました。

これから全国に出荷されます。