天草市では、早くも正月用のしめ縄作りが始まっています。

稲わらの香りが立ち込める天草市の作業場。

しめ縄作りは、わらを叩いて柔らかくした後、長さを揃え縄をなっていきますが、器用により合わせる手際は熟練の技です。

最近は機械で刈る農家が増えているため「かけ干し」をする農家が少なく、わらを集めることが難しくなっていますが、しめ縄作りには、天草市内で収穫されたうるち米の稲を「かけ干し」したものを使用しています。

一つ一つ丁寧に作られたしめ縄は丈夫で、毎年買い求める人も多いということです。

しめ縄は、大小7種類作られ、地元のスーパーマーケットや物産館などで販売されます。