将棋界最高峰のタイトル戦「竜王戦」七番勝負の第6局が指宿市で行われていて、藤井聡太七冠に佐々木勇気八段が挑んでいます。

指宿市での竜王戦は2年ぶり8回目で午前9時から対局が始まりました。竜王戦の優勝賞金は4400万円で、持ち時間はそれぞれ8時間。将棋界の頂点を決める戦いとして知られています。

対局を前に10日夜、前夜祭があり、藤井聡太七冠と佐々木勇気八段が意気込みを語りました。

(藤井聡太七冠)
「温泉でリラックスしながら2日間集中して対局にのぞんで、いい将棋をさせるように全力をつくしたい」

(佐々木勇気八段)
「白水館での対局が実現できたことをうれしく思う。感謝の気持ちを盤上に表せるように一生懸命さしたい」

勝敗は12日、決まる見通しです。