シリアのアサド政権が崩壊したことを受けて、ドイツがシリア人難民の受け入れ審査を一時停止したと発表しました。イギリスやイタリアなどヨーロッパ各国で同様の対応が広がっています。
ドイツ政府は、シリア情勢について、アサド政権が崩壊した後、「状況が極めて流動的で、難民申請の評価が困難になった」などとして、シリア人の難民申請の審査を一時停止すると発表しました。
ドイツでは、今年1月から11月の間におよそ7万5000人のシリア人が難民申請を行っていて、「状況がより安定し、評価できるようになれば審査を再開する」としています。
ロイター通信によると、イギリスやイタリア、オーストリア、ノルウェーなどもシリア人の受け入れを停止していて、こうした動きはヨーロッパ各国に広がっています。
一方、国連難民高等弁務官事務所は9日、「難民の安全かつ持続可能な帰還が実現することを期待しているが、それまでは忍耐と警戒が必要だ」などと各国に慎重な対応を求めています。
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