東北6県の特産品や人気のグルメを集めた催しが10日から愛媛県松山市内のデパートで始まり、初日は大勢の買い物客で賑わいを見せました。

青森県の手羽さきに、秋田県のぎょうざ、そして福島県の海鮮…。東北のおいしい食べ物を求めて、会場は多くの買い物客で賑わっていました。

東日本大震災の復興支援を目的に始まった「大東北展」。

会場のいよてつ高島屋には、東北6県の特産品や人気グルメなど、2つの初出店を含む31店舗が軒を連ねます。

宮城県と言えば牛タン。職人が牛タンの状態などを見て肉の厚みを変えるため、1枚1枚、手で切るなどこだわりの逸品です。

そのお味は…。

坂田創一アナウンサー
「噛み応えがありますし、かめばかむほど口の中で牛タンの旨味がじゅわーと広がって美味しいです」

また初出店の1つ、山形からやってきたのは、今が旬のフルーツをこぼれ落ちそうなほどふんだんに使った「季節の生フルーツタルト3号」。

農家直営のカフェが手がけていて、心を込めて育てたシャインマスカットやラ・フランスなどがタルトを彩ります。

他にも、青森の海鮮を贅沢に使った海鮮丼や、福島県のご当地グルメ桃を使ったシャーベットが並んでいるほか、東北の地酒の飲み比べコーナーも設けられ、美味しいグルメを求めて大勢の買い物客で賑わっていました。

いよてつ高島屋の大東北展は、来週17日まで開かれています。