14日夜、南海放送グループ会社の契約社員の男が、10代の女性に対して後ろから抱きつくなどのわいせつな行為をしたとして不同意わいせつの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、南海放送のグループ会社RNBコーポレーションの契約社員で松山市石手白石の戒田裕康容疑者(32)です。

警察によりますと戒田容疑者は、今年8月21日の午前3時頃、松山市枝松の路上で自宅に帰宅するため歩いていた10代の女性に後ろから抱きつくなどのわいせつな行為をした疑いがもたれています。
女性にケガはありませんでした。

警察は女性からの届け出を受け、捜査を続け14日午後11時過ぎ、戒田容疑者を不同意わいせつの疑いで逮捕しました。

警察によりますと、戒田容疑者と女性は面識がなく、調べに対して戒田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

グループ会社の契約社員の逮捕を受け南海放送は、「コンプライアンス遵守に向けて、南海放送グループ全体で様々な施策を展開していた矢先に、契約社員の逮捕の報を受けて、事態を深刻に受け止めており、弊社としては当該グループ会社と連携を取り、警察の捜査に全面的に協力するとともに、事案の概要が判明次第、厳正に対処していく方針です」とのコメントを発表しています。