愛媛県西条市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことを受け、県は、24時間態勢でおよそ24万羽のニワトリの殺処分を進めています。
県によりますと、愛媛県西条市内の養鶏場で9日午前、ニワトリ7羽が死んでいるのが見つかり、検査したところH5亜型の高病原性の鳥インフルエンザと確認されました。
中村時広知事
「まずは全庁を挙げた初動体制、ここが肝心ですので防疫対応に当たって下さい。迅速な殺処分、焼却処分、消毒ポイントでの確実な消毒など、しっかりと封じ込めを行い、感染拡大を防いで下さい」
これを受け、県は職員およそ80人を現地に派遣し、24時間態勢で隣接する養鶏場を含めおよそ24万羽の殺処分を進めていて、完了までには5日から1週間ほどかかる見通しです。
このほか、半径10キロ以内にある農場でニワトリや卵の搬出などを制限しているほか、あわせて5か所の消毒ポイントを設け、畜産関係の車両の消毒を行っています。
また、県は鳥インフルエンザの発生を受け住民説明会を開催し、県の担当者がこれまでの経緯と今後の対応を説明しました。
中では、住民から交通の制限など生活に影響が出ないか懸念する声があがったのに対し、担当者が生活には支障のないことを説明していました。
説明会に参加した住民
「係の方がちゃんとやってくれるから安心しています」
「このまま経過をみるということだけです」
鳥インフルエンザの発生は今シーズン全国で13例目で、愛媛県内では2022年の1月以来です。
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