新潟県警の南魚沼警察署の新庁舎の内覧会が10日、報道関係者向けに開かれました。駐車場には地中熱を利用した融雪機能が加えられるなど、来庁者にやさしい施設となっています。
鉄筋コンクリート造り3階建ての南魚沼警察署の新庁舎。

老朽化などによって新たに建てられたもので、授乳室や多目的トイレなどが設置され、来庁者にやさしい施設に生まれ変わります。
敷地は現在の庁舎の3.4倍で、総事業費はおよそ30億7千万円に上ります。

駐車場には、県内の警察施設で初めて地中熱を利用した「ヒートパイプ融雪設備」が設置。24時間で40センチほどの雪を融かすことができ、豪雪地ならではの警察署となっています。

【南魚沼警察署 大塚好司 副署長】
「広くなったというところで、署員の動線が確保されて、より動きが早くできるようになった」

新たな南魚沼警察署は今月14日から業務が開始され、現庁舎は来年度に解体される予定ということです。















