山口徹さん:
やっぱり作品を作る、能面ばかりじゃないですよね。どんな作品でも仕上げができると楽しいですよ。


さらに能面づくりには実用性を考えて「裏」側も繊細な気配りが必要です。


山口徹さん:
やっぱり慎重に開けなければならないです。鼻が当たるからもうちょっと彫らなければならない。


また、くぼみに汗がたまらないように調整します。


奥が「深い」能面の世界。そこに打ち込む山口さんの趣味の極意とは。


山口徹さん:
趣味っていうのは年齢では言えないと思うんです。自分がそれにチャレンジしたいと思ったら始めることが良いと思う。


指の動く範囲(限り)作品を作っていきたいと思っています。