きょう、61歳の誕生日を迎えられた皇后・雅子さま。文書で感想を寄せ、この1年を振り返るとともに「できる限りの務めを果たしていくよう努力したい」と記されました。

上皇ご夫妻のお住まいの仙洞御所に誕生日のあいさつに向かわれる皇后さま。きょう、61歳の誕生日を迎えられました。

誕生日の感想を文書で寄せ、まず最初に触れられたのは元日に起きた能登半島地震についてでした。

「被災された方々が、冬の厳しい寒さの中でどれほど多くの困難と御苦労を抱えながら避難生活を送られていたか、想像するに余りあるものでした」

皇后さまは、陛下とともに3月、4月と輪島市などを訪れ、被災者を見舞われました。

陛下
「お怪我とか大丈夫ですか」
被災者
「大丈夫です」

皇后さま
「お二人暮らし」
被災者
「はい」
皇后さま
「こわい思いをされましたね」

「被災された方々が安心して生活できる日が一日でも早く訪れるよう、復興が一歩一歩進んでいくことを心から願いました」

6月、皇后さまは陛下とともにイギリスを公式訪問。歓迎式典や馬車によるパレードなど、華やかな歓迎を受けられました。

「チャールズ3世国王陛下には、御病気の御治療中にありながら私たちを温かく迎えてくださり、深く心に残る滞在となりました」

また、公式行事を終えた後、陛下とともにオックスフォード大学を訪問されたことについては。

「名誉博士号を同大学から授与していただいたことも大変ありがたいことでした。変わらぬ歴史の重みを感じるオックスフォード大学の中を歩くことができたことも大変うれしく、思い出深い滞在となりました」

大学を卒業し、10月には初めてお一人での地方公務に臨まれた長女・愛子さまについては。

「各地で多くの方に大変温かく迎えていただいたことを、愛子も私たちも心から有り難く思っております」

体調に波がある中、この1年、多くの行事に臨まれた皇后さま。感想の最後は、このような言葉で結ばれていました。

「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら、できる限りの務めを果たしていくよう努力したいとおもっております」