年の瀬が迫るなか、達増拓也岩手県知事は9日の定例記者会見で今年を表す漢字として「米」を選びました。

(達増拓也岩手県知事)
「『米』、米でいきたいと思います」

達増知事は9日の会見で「米」を選んだ理由について、豊作で質の良い県産米を挙げました。

(達増拓也岩手県知事)
「2023年、2024年と猛暑が続いてコメ作りには過酷な天気だったが、二十数年ぶりの作況指数『106』量的に豊作で、都道府県で最も高い一等米比率で質も日本一」

また「米」の漢字にはもう一つの意味があります。

(達増拓也岩手県知事)
「メジャーリーグは古い世代だと『米』大リーグと読んだりする。アメリカ『米国』で大谷翔平さんが大谷無双というような活躍をし、菊池雄星投手も大活躍し、世界に打って出る岩手というのを『米』という漢字が象徴している」

達増知事はこのほかにもメジャーリーグに挑戦する陸前高田市出身の佐々木朗希投手などの名前を挙げ、県出身選手の活躍をたたえました。