防犯に関する情報を牛乳パックに掲載し、県民の防犯意識向上につなげようと、宮崎県警察本部と牛乳を製造する都城市の企業が連携協定を結びました。

(保育園児たち)
「『いかのおすし』の『いか』、知らない人についていかない」

連携協定を結んだのは、県警察本部と牛乳を製造する都城市の南日本酪農協同です。

今回の協定では、南日本酪農協同が販売する牛乳のパックの側面に防犯に関する情報を掲載することにしていて、第一弾として、今月中旬から声かけ事案の被害に遭わないための対策が掲載されることになっています。

(南日本酪農協同 有村義昭代表取締役社長)
「おそらく日々の食卓で目に触れる機会がすごく多いと思う。そんな時にそういったことが話題になるとすごくいいなと思っている」

県内では今年に入って10月末までに子どもや女性に対する声かけや付きまといなどが237件確認されていて、県警は、今後も継続して防犯情報を発信したいとしています。