負傷した小郷選手と話したこと
三木監督との対話の中で救われた選手の1人が、プロ6年目の今シーズン12球団唯一フルイニング出場を果たした小郷裕哉選手です。
今年2月、沖縄キャンプ中に右足首を負傷し一軍を離脱。しかし、三木監督と話したことで発想の転換に繋がったといいます。
楽天イーグルス 小郷裕哉選手:
僕の中では「ケガして良かったんじゃないかな」という思いが残るようなシーズンになったので。「この瞬間に起きていることが、良いことや悪いことだけじゃない」という言葉を(三木監督から)いただいたので、それは非常に今シーズン活きたかなと思います。

では、小郷選手への三木監督の思いは。

楽天 三木監督:
小郷に関して話したら、僕が2019年に楽天に来た時の、19年のドラフト7位だったかな。なので一緒にイーグルスを共に歩んできたというか。これまでほぼファームで、彼とはいろんなことを取り組んでやってきた中で。今年の2月も少しケガをして久米島(楽天二軍の春季キャンプ場所)に来たんですけども、夕食を食べていたら向こうから、「監督ちょっと話しましょうよ」って来てくれたのが、まず嬉しかったですね。
僕がちょっと来い、って言うのは簡単なんですけども、小郷自身が話をしたいと思って来てくれているから、やっぱりきく耳も違うし。