太平洋戦争の開戦日にあたる8日、大分市の県護国神社の戦争史料館が改装され開館行事が行われました。
大分市の県護国神社の敷地内に開館したのは史料館「寄須処(よすが)」です。来年で終戦から80年であり太平洋戦争の開戦日にあたる8日、境内で開館行事が行われました。
このなかで、特攻隊員の遺書などを展示していた大分予科練資料館は今年8月に閉館し、3000点の資料を県護国神社に引き継ぎました。「寄須処」には資料館の引継ぎ資料26点を含む53点が展示されています。
大分予科練資料館長の長男・川野孝康さんは「使命はここでやっと完結したのかなと思います。戦争の歴史の勉強をされる方が少しでも増えれば父も喜んでくれると思います」と話していました。
この史料館は午前9時から午後4時まで開かれています。